朝に起きる時は「うずくまり」の体勢からということは説明しました。今度は、眠る時の体勢についてです。朝に勢いを付けて起きると体に負担を掛けてしまうのと同様に、眠る時も勢いを付けて倒れ込むのは、同じく負担を掛けてしまう体勢です。眠くて仕方がないときはベッドに倒れ込みたくなるものですが、この習慣はなくしましょう。

このやり方はとてもシンプルです。「寝る前にうつ伏せの姿勢を取る」だけです。これは床に布団を敷いていても、ベッドの上でも同様です。まずは、眠る前にうつ伏せの姿勢になりましょう。その体勢を保ったままで、枕の位置まで移動します。ここから仰向けになりたい場合は、体勢を上向きに変えましょう。普段から横向きで寝ている人は、横を向きます。要するに、「はじめだけうつ伏せ」になるということです。

いちばん初めにうつ伏せの体勢になってから、仰向け、横向きになるということですが、実際にやってみると、体勢の楽さを感じられると思います。何故なら、背骨や腰椎、頸椎などに負担を掛けていない状態になるからです。寝る時にどの体勢から入るか、というのは本当に些細なことです。実際に行ってみれば数秒で終わる動作になります。しかしこれが何年、何十年と続くことで大きな痛みを引き起こす可能性もあるのです。今は痛みがないので、習慣にするのは難しいかもしれませんが、今後の予防のために、しっかりと意識をして習慣づけましょう。

これらをまとめますと、起床の時には「うずくまり」から体を起こす。就寝の時には「うつ伏せ」から自分の眠るポジションを取るということになります。何にしても、まずは実行してみることです。起床就寝の新習慣として、検討をしてみてください。