立ち上がる動作は、重いものを持ち上げる動作に勝らずとも劣らないほど、腰を痛める原因として多い動作でしょう。また、すでに痛めている腰に立ち上がる動作で痛みを感じるということもあると思います。

朝起き上がる時だけでなく、椅子などに座っていて立ち上がるときなども含めれば、立つ動作は日常生活の中で何度も繰り返される動作でしょう。腰痛や膝痛がある方にとっては苦痛な動作かもしれません。

いま、腰掛けて居る方はちょっと立ち上がってみてください。そしてまた、座ってください。そしてもう一度、斜め上を見ることを意識しながら、立ち上がって、また座ってください。どちらの動作が楽に立ち上がることができたでしょうか。よくわからないという方は、何度か上を見ない動作を繰り返してみて感覚を記憶しておいてください。そして、視線を上に向けて、同じ動作をしてみましょう。おそらく、上を向きながら立ち上がるほうがいくらか楽に感じると思います。

なぜ立ち上がる時に斜め上を見ると楽に立ち上がることができるのでしょうか。普段、特に意識しないで立ち上がると、ほとんどの人の視線はやや下を向いていることでしょう。

があるのです。たとえば呼吸をするときには、下を向いて患を吸うより、顎を上げて患を扱ったほうがスムーズなはずです。椅子から立ち上がる動作も同じです。斜め上を見て立ち上がるほうがラクなのです。

ちなみに、物を持ち上げるときには腰を曲げて持ち上げてはいけません。腰に強い負担がかかるので、足を広げて足に力を入れるようにしても持ち上げましょう。ちょうど相撲の始まる前の踏践と呼ばれる姿勢です。背骨は立てたままにして、膝や足を曲げ伸ばすことによって荷物を持ち上げます。これで腰を痛める可能性が減少するでしょう。

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